山下清展「百年目の大回想」は8月18日(日)まで!長岡市近代美術館で開催中
長岡市の新潟県立近代美術館で開催されている山下清展「百年目の大回想」を鑑賞してきました。
「裸の大将」としても有名な放浪の天才画家、山下清は生誕100年。
長岡市民にも馴染みのある代表作「長岡の花火」とともに様々な作品も展示されていて、とても見応えのある作品展でした。
「裸の大将」のビジュアルからは想像できなかった山下清の感性
入口のタペストリーは撮影OK。
残念ながら展示されている作品は撮影禁止です。
この作品展にはゴッホの模写や自画像も展示されています。
つたない鉛筆画から楽しむことができます。
大橋清少年は「山下清」という芸術家になっていく
1922年(大正11年)3月10日、東京生まれ。
本名は「大橋清」ですが、昭和9年頃から母の旧姓で「山下清」と名乗るようになったそうです。
この頃「ちぎり紙細工」に出会い、その技術を高めていきます。
山下清展を見ていると、昭和30年頃から急激に絵が上手くなっていったように感じます。
それまでは「上手い」というより「味がある」という作品だったのが、美術品と呼べるクオリティになった印象を受けました。
代表作を含む貼り絵の他に絵画や版画も多く展示されていて、山下清という人の”知らなかった芸術家としての一面”を見ることができます。
有名な絵画や貼り絵だけでなく、その他の作品もぜひご覧ください。
味わい深い作品から感動的な作品まで、とても心に残る作品展となりました。
山下清展の概要
- 会場:新潟県立近代美術館
- 開催日程:2024年06月29日(土)~2024年08月18日(日)
- 営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
- 休館日:7/1(月)、8(月)、16(火)、22(月)、29(月)、8/5(月)
- 観覧料:当日券:一般1,300円、大・高校生1,000円、中学生以下無料
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